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[ 七福神巡り/東海七福神 ]
七福神巡り/東海七福神           2017/01/12(木)新規

 七福神めぐりは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、寿老人、福禄寿が祀られている神社またはお寺を巡拝して福徳を祈る行事だ。今回は、品川の東海七福神を巡った。
■京浜急行線「新馬場」駅
 → 品川神社(大国天)  → 養願寺(布袋尊)  → 一心寺(寿老神) →
 → 荏原神社(恵比寿神) → 品川寺(毘沙門天) →
 → 天祖諏訪神社(福禄寿)→ 磐井神社(弁財天) →
 → ■京浜急行線「平和島」駅

【履歴】
・2017/01/12: 1/11(水)巡拝。

品川神社 [大国天] 品川区北品川3-7-15

 「新馬場」駅北口を出ると目の前を第一京浜(国道15号線)が線路に沿って奔っている。そして、その道路を隔ててすぐ右手に品川神社か鎮座している。 駅前の横断歩道を渡るとすぐだ。




 どこに大黒天様はいるのだろうと境内を探すがわからず、とりあえず拝殿にて参拝と拝んでいると、大黒天は拝殿正面の神棚に祀られていた。

養願寺 [布袋尊] 品川区北品川2-3-12

 品川神社の参拝を終えたらさっきの横断歩道で駅前に戻り、ガード下を通り北馬場参道通へ。 道路左側に「虚空蔵菩薩霊場」という看板が建つ最初の左手路地へ折れる。右手にレンガ造りの塀を見ながらしばらく行くと正面に寺の横手に出る。




 布袋尊塑像は本堂の右手に開扉して置かれていた。賽銭をお供えし福徳を祈った。


一心寺 [寿老神] 品川区北品川2-4-18

 養願寺正面の道をまっすぐ行くと50mほど先で旧東海道にぶつかるが、その正面に一心寺がある。




 堂内の撮影禁止だったので、遠くから失礼して寿老神像を撮したがピンぼけ。


 参拝後、荏原神社へ向かう途中で見つけた"あなご丼"が美味しそうだったのでランチをとる。お店は茶屋「東海道品川宿 遊」さん。

荏原神社 [恵比寿神] 品川区北品川2-30-28

 一心寺から旧東海道を川崎方向へ5分ほど歩くと、目黒川に突き当たる。荏原神社は川の上流側50mほど上ったところに鎮座している。 鳥居の右手に梅の花が咲き始めていた。




 神社入り口の鳥居の左手前に大きな恵比寿神像が置かれている。社務所では巫女さんがお札や御朱印対応をしているが、他に恵比寿神像が祀られている様子がない。


品川寺 [毘沙門天] 品川区南品川3-5-17

 目黒川を渡り旧東海道を歩いて行く。駅でいうと青物横丁のあたりは東海道の最初の第一宿"品川"というだけあり、当時の宿の面影が多少残っている。 一心寺から約15分で品川寺に到着。




 「品川寺」と書いて「ほんせんじ」と読む。まず目に入るのは巨大なお地蔵様「銅造地蔵菩薩坐像」、江戸六地蔵のひとつだ。
 品川寺には、東海七福神とは別に、「金生(かのう)七福神」という品川寺内だけでできる七福神めぐりがある。

天祖諏訪神社 [福禄寿] 品川区南大井1-4-1

 品川寺から20分ほど歩くと立会川駅を過ぎてすぐ近くに天祖諏訪神社がある。




 拝殿左手にある社務所一角の仮置き場(?)に置かれていた。期間外は本殿に置かれているのだろうか??。

磐井神社 [弁財天] 大田区大森北2-20-8

 天祖諏訪神社から、更に旧東海道を川崎方向へ歩く。途中、鈴ヶ森刑場跡がある。 八百屋お七の処刑に使われた火炙台などがある。八百屋お七とは、大火で自宅が焼けて寺で避難していた時に恋仲になった男子と、もう一度会うために自宅を燃やしたという女子。人間、恋に落ちると何をしでかすかわかったもんじゃない。刑場の写真を載せようとしたが、PCがフリーズして恐ろしくなったのでやめる。 旧東海道が第三京浜にぶつかる。横断歩道橋を渡りさらにしばらく進むと最終目的地の磐井神社だ。




 弁財天は神社境内左手にある。期間内なので祠の扉が開かれており、無事、弁財天像を拝むことができた。


 今年は「後ろは振り向かない!」気持ちをもってできるだけ前向きに生きようと思っているので、ちょっと戻ると「大森海岸」駅があるが、「平和島」駅まで足を延ばす。 駅に到着が午後2時。少し疲れたかなー。

あとがき

 開催期間内の七福神巡りだったが、巡拝している人の少なさに驚いた。まあ、混雑しているよりは落ち着いて参拝できるのでいいんだけどね。

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