事事関心! 仏閣探訪:
[ 神奈川県鎌倉市/妙隆寺 ]
仏閣探訪: 神奈川県鎌倉市/妙隆寺      2020/06/18(木)新規
あらまし

 JR「鎌倉」駅東口から徒歩約6分の処にある。駅前ロータリーを出て若宮大路を反対側へ渡る。 ファミリーマートのあるところを右へ入り、2つめの角を左へ折れ小町大路に出る。しばらく北側へ途中右手に日蓮の辻説法跡などを見ながら進むと左側に妙隆寺がある。
 創建は至得二年(1385)日英上人が開山した。開基は鎌倉幕府の御家人であった千葉胤貞とされて、通称「千葉屋敷」とも呼ばれている。胤貞は祖先の冥福を祈るために創建した。

寺名: 叡昌山 妙隆寺
宗派: 日蓮宗
本尊: 尊釈迦牟尼仏
創建: 元中2年/至徳2年(1385)
札所: 鎌倉江の島七福神(寿老人)
参観: 無料
住所: 鎌倉市小町2-17-20
アクセス: JR横須賀線「鎌倉」駅から徒歩7分

【履歴】
・2020/06/18(木): 2013/01/25(水)探訪

山門 

山門

 小町大路に面して数10mの石畳の参道が山門まで続いている。


本堂 

本堂

扁額「叡昌山」

 千葉胤貞の念持仏と伝えられる木造釈迦如来像が祀られている。


寿老人堂 



 鎌倉七福神の健康と長寿を司る福神さま「寿老人」は本堂の手前の小さなお堂に祀られている。


鍋かむり日親上人像 

 

鍋かむり日親上人像

 二代目の日親上人は、生爪をはがした血で墨をすり曼荼羅を描いたという伝説のある人で、永享十一年に「立正治国論」を室町幕府第六代将軍足利義教に建白ようとして受け入れられず、捕らえられ灼熱の鍋を被せられたと云う。拷問を受けても主張を曲げない人物で、「鍋かむり日親」の偉名が付けられた。


鎌倉七福神像 


 鎌倉七福神の寿老人の石像が本堂前の庭に置かれていた。


あとがき


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