探索案内
双林院は毘沙門堂の北にある毘沙門堂の塔頭寺院である。寛文五年(1665)公海大僧正によって毘沙門堂とともに再建された。
秘仏の大聖歓喜天(聖天さん)と約100体の歓喜天が祀られており、「山科聖天」とも称されている。
寺名: 護法山 双林院(山科聖天)
宗派: 天台宗
本尊: 歓喜天
開山: 公海
創設: 寛文五年(1665)
住所: 京都市山科区安朱稲荷山町18‐1
拝観: 9:00〜17:00境内無料。
アクセス: JR東海道線「山科」駅下車、徒歩約20分
【履歴】
・2019/09/28(土): 09/26(木)探訪
境内入口
鳥居 |
この鳥居を潜り石段の参道を進むと山門がある。
不動堂
不動堂 |
明治十六年に建立された。堂の中で大護摩が焚ける構造になっており、屋根の最上部が煙突になっている。
堂中央に比叡山無動寺より勧請された不動明王、向かって右に準提観世音像、左には辨財天女が祀られている。
聖天堂
頭が象で、首から下は人間の姿の大聖歓喜天(秘仏)が祀られている。 70体近い二神が抱き合う双身像や単身像があり、夫婦円満、子授かりなどの御利益がある。
不動堂
不動の滝 |
不動明王石像 |
不動堂の右奥の崖下には、一本の清らかな滝がある。右に石造りの「お滝不動」が祀られており、石不動明王・阿弥陀仏のお姿を拝むことができる。
あとがき
訪れた際は自分以外誰も参拝者はいなかった。