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[ 滋賀県大津市/早尾地蔵尊(六角地蔵堂) ]
滋賀県大津市/早尾地蔵尊(六角地蔵堂)    2023/03/21(火)新規
探訪案内

 京阪電鉄石山坂本線「坂本」駅で下車し、駅前の道を山側へと進み、日吉大社の赤い大きな「三の鳥居」のすぐ左手に立派な六角堂「早尾地蔵尊」がある。

寺名: 早尾地蔵尊(六角地蔵堂)
本尊: 地蔵尊
創建: 不明(1188年以前)
住所: 滋賀県大津市坂本5-1
拝観: 無料
アクセス: 京阪電鉄石山坂本線「坂本」駅下車、山側へ徒歩5分。

【履歴】
・2023/03/21(火): 2019/09/26(木)散策。

早尾地蔵尊 

六角地蔵堂


 本尊は、伝教大師最澄上人自作の石地蔵尊と伝えられており、坂本六地蔵淵源の地である。 この地蔵尊は、変じて真盛上人(西教寺開山)として現れ、入寂の後に再び地蔵尊に復したと言われる。 そのため、地蔵前に次の歌が書かれている。
 伝教の 彫みおかれし 石地蔵 姿を変えて 出ずる真盛
 伝教大師が、童子養育に心を注ぎながら地蔵を彫ったので、「子育て地蔵」/「かくれんぼ地蔵」とも呼ばれている。頭の病、安産、子授けのご利益がある。
 阿波羅屋地蔵、比叡辻地蔵、穴太地蔵などの坂本六地蔵尊の一つである。


坂本六地蔵
 比叡山延暦寺の門前町・坂本には「坂本の六地蔵」と呼ばれる六体の地蔵菩薩が点在している。 すべて延暦寺をひらいた伝教大師・最澄の作といわれ、のちに第三代天台座主・慈覚大師円仁が人々に徳を授けるために叡山の街道の辻々に再配置したと云う。
 以下六体のお地蔵様が、坂本六地蔵尊だ。
1番札所が「早尾地蔵尊」        2番札所が「阿波羅屋地蔵尊」
3番札所が「苗鹿地蔵尊」        4番札所が「比叡辻地蔵尊」
5番札所が「穴太地蔵尊」        6番札所が「明良地蔵尊」
あとがき

 比叡山延暦寺からの帰り、ケーブルカーを降り駅へ向かって道を下る途中、日吉神社の手前にあった。 チョット寄り道して参拝しやすい地蔵様だ。


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