事事関心! 仏閣探訪:
[ 東京都目黒区/淨桂院 ]
東京都目黒区/淨桂院           2021/01/10(日)新規
探訪案内

 浄桂院は、東急東横線「祐天寺」駅にて下車し、東口より商店街を東へ進み駒沢通に出たら道向かい祐天寺の右隣りにある(徒歩7分)。
 浄桂院は慶長年間(1596〜1615)に実蓮社真譽宗印上人により港区西久保巴町(現今の霞ヶ関(虎ノ門)附近)に天徳寺の支院として創建以来、明治年間までに火災に遭うこと2回、1回目は明暦の大火[振袖火事](1657)、2回目は大正十二年九月の関東大震災により寺宇・寺宝・寺書等一切を焼失した。 震災による被害は大きく西久保での復興を断念し、昭和四年五月に当地に移転した。

寺名: 指月山 淨桂院
宗派: 浄土宗
開山: 実蓮社真誉
本尊: 阿弥陀如来立像
住所: 目黒区中目黒5-24-48
アクセス: 東急東横線「祐天寺」駅にて下車し改札を出て東口より東へ進み駒沢の道向かいにある(徒歩7分)。

【履歴】
・2021/01/10(日): 2019/02/15(金)探訪。

山門


 立派な石柱の山門で、その先には本堂が見える。


本堂

本堂全景

扁額「指月山」

 昭和五十二年七月に現在の本堂が完成した。
 本尊は、木像、身体の長さは三尺(約90p)の阿弥陀如来立像で、作者は不明。 なお、この本尊像は、度重なる火災から難を遁れた創建以来の唯一の寺宝と云う。

庭園


 昭和十年五月境内地を拡張の際に整備された。


あとがき

 隣の祐天寺から土地を譲ってもらったため、あたかも祐天寺の境内の一角を占める支院のような形になっているが、祐天寺との間に本末関係はないとのこと(浄桂院:知恩院末、祐天寺:増上寺末)。


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