冬間近になり寒さが日増しに強まり曇天・雨天が続く合間の好天となった11/24(火)、思い立って船橋まで足を延ばして総武線沿線の神社を巡ってみた。
NO. | 神社名 | 住所 | 拝観期日 | 備考 |
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01 | 道祖神社 | 船橋市東船橋1-31-10 | 2015/11/24 | JR総武線「東船橋」駅 |
02 | 弁天社 | 船橋市東船橋1-9 | 2015/11/24 | JR総武線「東船橋」駅 |
03 | 日枝神社 | 船橋市東船橋1-3 | 2015/11/24 | JR総武線「東船橋」駅 |
04 | 茂呂浅間神社 | 船橋市東船橋7-20-1 | 2015/11/24 | JR総武線「東船橋」駅 |
05 | 意富比神社(船橋大神宮) | 船橋市宮本5-2-1 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
06 | 御蔵稲荷神社 | 船橋市本町4-31 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
07 | 厳島神社 | 船橋市本町4-35 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
08 | 船橋東照宮 | 船橋市本町4-29 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
09 | 本町道祖神社 | 船橋市本町4-38 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
10 | 稲荷神社 | 船橋市本町1-12-18 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
11 | 日枝神社 | 船橋市本町1-21-6 | 2015/11/24 | JR総武線「船橋」駅 |
12 | 春日神社 | 船橋市印内町494 | 2015/11/24 | JR総武線「西船橋」駅 |
13 | 葛飾神社 | 船橋市西船5-3-8 | 2015/11/24 | JR総武線「西船橋」駅 |
【履歴】
・2015/11/25(水): 作成。
JR総武線「東船橋」駅にて下車、南口より船橋駅方向へ200m程進み三分岐路に至ったら左手斜め方向の道に折れる。 少し行くと変則四叉路に出るが、直進路左手に鎮座している。(徒歩5分弱)
鳥居(靖国鳥居型) |
鳥居神額「道祖神社」 |
社殿 |
旧無格社。灯篭は昭和、鳥居は平成のもの。覆屋内に本殿がある。
写真に見える銀杏の大木と覆屋後にあるタブの木の大木の間に鎮座している。
祭神は猿田彦命。
JR総武線「東船橋」駅にて下車、南口のロータリー右手の道を南へ進む。100mほど先丁字路で二車線の広い道に出る。 此処を右折して250mほど進むと道路左手の小さな公園の中に鎮座している。 (徒歩約5分)
鳥居(靖国鳥居型) |
社祠 |
旧字名"池ノ端"付近に鎮座しているが船橋町誌掲載の厳島神社(貞享3年3月15日創立(1686))の様。
祭神は田心姫命・市杵島姫命・多気津姫命。
JR総武線「東船橋」駅にて下車、南口のロータリー正面の大きな道を南へ進む。250mほど先の「東船橋駅入り口」交差点で右折する。 350mほど進むと右手に鎮座している。(徒歩約9分)
一の鳥居(靖国鳥居型) |
二の鳥居(靖国鳥居型) |
社殿 |
旧村社。本殿は流造で外千木、鰹木3本。神紋は「二つ蔓葵の丸」とめずらしい。
境内社として青麻(あおそ)権現・疱瘡神他がある。
「万治二年(1659)悪疫が流行、大山咋命をお祀りしたところ速やかに治まり、その年の3月20日に奉神した。」との伝承がある。
JR総武線「東船橋」駅にて下車、南口のロータリー正面の大きな道を南へ進む。250mほど先の「東船橋駅入り口」交差点で右折する。 100mほど進み、信号機のある三差路で左折、更に220mほど先で宮元中学校沿いの脇道に入り、道なりに進むと100mほど先左手にある。 (徒歩約10分)
社号標 |
鳥居(明神鳥居型) |
社殿 |
社格は旧村社。祭神は”木花咲椰姫命”を祭る。社殿は流造、内千木・鰹木4本。神紋は「棕櫚(シュロ)」である。
祭神は木花咲椰姫命。
末社−阿夫利神社 |
裏参道鳥居(靖国鳥居型) |
境内社には子安大明神がある。末社として阿夫利神社(ご祭神:大山祇命・日本武尊)が本殿裏手に鎮座する。 意富比神社別宮記には「茂呂神社は意富比神社六町東方の浅間山にあり式内社で意富比神社の摂社なり」との記述がある。
京成本線「大神宮下」駅にて下車し、出入口正面のガード下を横切る道を左手へ向かう。 道の100m先に見える緑地が船橋大神宮だ。(徒歩2分弱)
一の鳥居(靖国鳥居型) |
二の鳥居(伊勢鳥居型) |
楼門 |
景行天皇の40年、日本武尊が東国御平定も折り、当地にて平定成就と旱天に苦しんでいた住民のために天照大神を祀り祈願された処、御神徳の顕現があり、これが当宮の創始。 同53年天皇御自身が東行、武尊の功績を追憾され「意富比神社」の称号を賜り、平安時代・延長五年(927)に編纂が完成した延喜式にも当宮が記載されている。 後冷泉天皇の御世・天喜年間(1053〜58)には源頼義・義家の親子が当宮を修繕造し、近衛天皇の御世・仁平年間(1151〜1154)には船橋六郷の地に寄附の院宣を賜り、源義朝が之を奉じて当宮を再建した。
天之御柱宮 |
豊受姫神社 |
八雲神社 |
豊受姫神社(外宮)の豊受大神は、伊勢豊受大神宮(外宮)に祀られ、天照皇大御神の食事を司られる神様で、五穀豊穣と衣食住の守り神様である。
常盤神社 |
大鳥神社 |
常盤神社は、当宮を奉斎された日本武尊と江戸開府の頃、当宮を崇敬・庇護された徳川家康公、秀忠公を祀っている。
大鳥神社の祭神は日本武尊で、「船橋のお酉様」として親しまれている。
金刀比羅社 |
船玉神社 |
灯明台(千葉県有形民俗文化財) |
神輿(本町八坂神社) |
神輿(湊町八剱神社) |
灯明台は、約12m高の木造瓦葺3階建ての建物。3階の灯室は、洋風の灯台の様式を採り入れた六角形をしている。 明治十三年(1880)地元の漁業関係者によって建設された。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て東側沿いの道を南へ向かう。 京成本線「形成船橋」駅を通り過ぎ、左手2つ目の路地に折れ、道なりに220mほど進むと左手公園手前に鎮座している。
鳥居(明神鳥居型) |
社殿 |
神額「御蔵稲荷神社」 |
旧無格社。
市史によれば「古老の言によれば、御蔵稲荷は寛永十九年の飢饉以来幕府が各地に郷庫を造営し穀物をその中に納めて不時に備えた。
当時、船橋には二庫があり延宝・享保・天明等の飢饉があったが二庫の為に餓死を免れた。
それを恩に感じ社を営み倉魂神を祭る」とある。
祭神は、宇賀之魂神・稚産霊神・大己貴神。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て東側沿いの道を南へ向かう。 京成本線「形成船橋」駅を通り過ぎ、左手2つ目の路地に折れ、道なりに210mほど進むと右手駐車場横路地の奥に鎮座している。
鳥居(明神鳥居型) |
拝殿 |
本殿 |
旧無格社。本殿は切妻造、神紋は「三ツ鱗」。
祭神は田心姫命・市杵嶋姫命・多気津姫命。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て東側沿いの道を南へ向かう。 京成本線「形成船橋」駅を通り過ぎ、左手2つ目の路地に折れ、道なりに200mほど進むと左手路地の奥正面に鎮座している。
御座所跡 |
東照宮鳥居(明神鳥居型) |
東照宮覆屋本殿 |
徳川家康公が江戸入城以来しばしば上総東金に至りし故、この地に御通行の旅館を造営した。宝永4年この旅館が廃された。
その御座所跡地に社を営んだのが始まりと伝う。覆屋の本殿には「三ツ葉葵」の紋がある。
祭神は、徳川家康公・徳川秀忠公の二柱。
御殿稲荷社 |
境内社の御殿稲荷社は本社東照宮と同じ大きさでその右手に並んで鎮座している。 神使の狐は昭和のもの。この東照宮の参道を歩いて来ると、左側の白い鳥居と右側の朱の鳥居のコントラストが美しい。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て東側沿いの道を南へ向かう。 京成本線「形成船橋」駅を通り過ぎ、左手2つ目の路地に折れ、道なりに120mほど進むと四つ角先右手に鎮座している。
鳥居(靖国鳥居型) |
社殿 |
神額「道祖神社」 |
旧無格社で祭神は久那斗神・道(之)長乳歯(ミチノナガチハノ)神、道中安全の意か?・八衢(ヤチマタ)神(八方向の辻の意)の三神であり、災厄の防御や道標など元々村境などの守護にあたる神々である。
本殿は北向き流造、神紋は「三ツ巴」。
鳥居(靖国鳥居型) |
社殿 |
神額「三峰神社」 |
境内社には三峰神社があり、大己貴神・少名彦神・日本武尊を祀る。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て西武百貨店前沿いの道を南へ向かい、京成本線のガードを潜り更に進む。 200mほど行くと左手に稲荷神社がある。
鳥居(靖国鳥居型) |
社殿 |
神額「稲荷神社」 |
寛政・享和(1789〜1803)の頃、森田屋善兵衛が京都の伏見稲荷神社の分霊を迎え、所有地に祀ったと云われている。本殿は流造。
祭神は、宇賀魂神・稚産霊神・大己貴神。
JR総武線「船橋」駅にて下車、南口に出て西武百貨店前沿いの道を南へ向かい、京成本線のガードを潜り更に進む。 200mほど行くと左手に稲荷神社がある。更に進むと丁字路の交叉点に出る。 右折し進むと150m程の処に「青少年センター前」交差点があるが、この交差点右手手前側に鎮座している。
鳥居(靖国鳥居型) |
昔より山王様と呼称され、土地の人々には産土神として信仰の中心であった。
明治初年頃神仏分離令により「日枝神社」と改称され、明治四十三年に村社となった。
本殿は流造で神紋は「三ツ巴」である。狛犬は明治期、手水鉢は大正期と文政三年のものが置かれている。
祭神は大山咋神。大山咋神の「咋」は「主」という意味で、大山の主であると共に広く地主神として崇められ、山水を司り、万物の成長発展、産業万般の生成化を守護し給う御神徳である。
日枝神社の神使は神猿で、夫婦円満・殖産繁栄の神とされ、特に安産子育に霊験あらたかでると云われる。
龍神社・水神社・庚申塔群 |
境内社には稲荷神社・龍神社・水神社がある。
JR総武線「西船橋」駅にて下車、北口よりロータリー先正面の道を通り国道14号線に出る。 国道14号線に出たら左折し、60m程行くと道の右手に鎮座している。(徒歩3分弱)
鳥居(靖国鳥居型) |
両部型楼門 |
社殿 |
内村の鎮守(旧村社)で、本殿は流造である、神紋は「下がり藤」。
境内の灯篭・手水鉢は明治期のもの、獅子山狛犬は昭和初期のもの。
境内社には古峯神社・山王大権現がある。
千葉県神社名鑑によれば、祭神は"春日大神"である。
春日神社は、奈良春日山の春日大社を元宮として元来藤原氏の氏神であり、祭神も天児屋根命(中臣氏祖)・武甕槌神(鹿島神宮御祭神)・経津主神(香取神宮御祭神)・比売神(姫神)である。
JR総武線「西船橋」駅にて下車、北口よりロータリー先正面の道を通り国道14号線に出る。 国道14号線に出たら左折し、300m程行くと道の右手に鎮座している。(徒歩6分弱)
鳥居(明神鳥居型) |
鳥居神額「一郡惣社 葛飾宮」 |
社殿 |
旧村社で、本殿は流造、神紋は「三ツ巴」である。大正五年一郡総社葛飾大明神を熊野大権現のあった此の地に奉遷奉斉し、熊野権現社へ合祀し村社葛飾神社と改称し現在に至っている。
手水鉢は明治期、灯篭・狛犬は大正期のもの。石鳥居は文化十一甲戌年11月吉日(1814)のもの。
境内社には疱瘡神・大六天尊・日枝神社・羽黒神社・稲荷神社・鹽竈(塩釜)神社・天満宮がある。
祭神は瓊々杵尊・彦火々出見尊・熊野大神。