事事関心! 神社探訪:
[ 奈良県桜井市 ]
奈良県桜井市               2019/09/28(土)新規
探訪案内

 奈良の神社巡りもやっと奈良市からさらに南へと踏み出し、今回は桜井市周辺を巡った。

NO.神社名住所拝観期日備考
 01 大神神社 桜井市三輪1422 2019/09/25 
 02 狭井神社 −(大神神社境内) 2019/09/25 
 03 市杵島姫神社 −(大神神社境内) 2019/09/25 
 04 久延彦神社 −(大神神社境内) 2019/09/25 
 05 三輪成願稲荷社 −(大神神社境内) 2019/09/25 
 06 大直禰子神社(若宮社) 桜井市三輪字若宮 2019/09/25 
 07 長谷山口坐神社 桜井市初瀬字手力雄4593 2019/09/25 
 08 白髭神社 桜井市初瀬768 2019/09/25 
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【履歴】
・2019/09/28(土): 09/25(水)探訪

大神神社 桜井市三輪1422

 JR「三輪」駅にて下車し、駅北側の参道へ迂回すること15分のところにある。


二の鳥居

拝殿【重文】

巳の神杉

 大和国の一の宮、大神(おおみわ)神社は、奈良盆地の東南にある円錐形の秀麗な山、三輪山(標高467m)を御神体とし日本最古の神社といわれている。
 祭神は大物主大神で大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)を合わせて祀る。
 拝殿の奥正面には「三ツ鳥居」(【重文】)と呼ばれる大小の鳥居三つを一つに組み合わせたような形の鳥居がある。この「三ツ鳥居」を通して三輪山を拝む古代の神まつりの形を今に伝えている。大三輪の神様は国造りの神として、また医薬、酒造、方除等人間生活全般の守護神として、大和の国一の宮、三輪明神として、地元では「三輪さん」の名で親しまれている。


祓戸社

摂社: 磐座社

祓戸社: 体と心を祓い清めてくださる祓戸の神様をまつる。最初に参拝する。
磐座社: 大神神社から狭井神社への道の途中にある。祭神は少彦名大神。


狭井神社 (大神神社 摂社) 桜井市三輪1422 大神神社境内




 狭井(さい)神社は、正式には「狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社」とよばれ、大神神社の摂社である。 その歴史は古く、垂仁天皇の時代に創祀され、延喜式神名帳にも記載されている古社で、本社(大神神社)の荒魂を祀る神社である。社殿は入母屋造り(檜皮葺)の拝殿、その奥の階段上に春日造り本殿が西面して鎮座している。
 祭神は、大神荒魂神を主神とし、大物主神、媛蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)、勢夜多々良姫命(せやたたらひめのみこと)、事代主神(ことしろぬしのかみ)を配祀している。
 薬井戸の水「狭井の御神水」は諸病に効くとされており、持ち帰ることもできる。

市杵島姫神社 (大神神社 末社) 桜井市三輪1422 大神神社境内




 桜井市茅原に大神神社末社の富士神社・厳島神社が鎮座しているが、市杵島姫神社は、この茅原の厳島神社から勧請した神社である。昭和三十一年(1956)、狭井神社の鎮女池の改修工事にあわせて、社殿を造営した。
 九州の宗像の神様、市杵島姫命をまつる。海の神、水の神であり、芸能をつかさどる弁天さんとしても親しまれている。


久延彦神社 (大神神社 摂社) 桜井市三輪1422 大神神社境内




 『古事記』に登場する"世界のあらゆることを知っている神様"である久延毘古命(くうびこのみこと)を祀っていることから、知恵・学問の神として受験生などの崇敬を集めている。


三輪成願稲荷社 (大神神社 末社) 桜井市三輪1422 大神神社境内




 成願稲荷神社は大神神社の神宮寺の一つであった浄願寺(尼寺)の鎮守祠として、鎌倉時代の正応三年(1290)に創祀されたと伝わっている。
 祭神は、宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)。


大直禰子神社(若宮社) 桜井市三輪字若宮


鳥居

社殿【重文】

 三輪明神の神宮寺であった大御輪寺で、神仏分離で廃され、祭神を大直禰子命(おおたたねこのみこと)として祭り若宮社とした。



琴平社

御誕生所社

 琴平社は祭神に大物主神(おおものぬし)を祀っている。
 御誕生所社は祭神に鴨津見美良姫命(かもつみのみらひめ)を祀っており、磐座だけが祀られている。


長谷山口坐神社 桜井市初瀬字手力雄4593

 近鉄「長谷寺」駅下車、長谷寺へ歩くこと7分の大和川駅側にある。


裏参道口

拝殿

本殿

 当神社は長谷山の鎮の神として、大古より 大山祇神を祀っている。 垂仁天皇の御代倭姫命を御杖として、この地域の「磯城厳橿の本」に 約八ヶ月天照大神をおまつりになった時、随神としてこの地に天手力雄神を、また北の山の中腹に豊秋津姫命を祀る二柱を鎮座せられた。 長谷寺縁起や其の他の古文書によると、この地方は三神の里、初瀬川は神河、表参道の朱塗の橋は、神河橋と書かれている。 長谷寺験記の冒頭には、長谷寺開山の時の天手力雄神の霊 現と功徳が述べられている。
 聖武天皇の 天平二年(730)の大和大税帳には 長谷山口の名が見え、当神社の古いことを物語っている、延喜式内社である。

白髭神社 桜井市初瀬768

 近鉄「長谷寺」駅下車、長谷寺へ歩くこと12分ほどの長谷寺参道沿いにある。


鳥居

社殿

 白髭神社は法起院の向かい側に鎮座する旧指定村社。 奈良時代の天平勝宝元年(749)に創建(鎮座)の神社である。
 祭神は猿田昆古命(さるたひこ)と天宇豆賣命(あめのうずめのみこと)で、神社の由緒書きによると、『 この神様は、寺垣外、上之森、下之森、与喜浦の四区域の氏神様であり、常に氏子を見守って居てくれます。御祭神の由縁に依り、縁結び子宝の神として崇められています 』とある。


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