事事関心! 神社探訪:
[ 埼玉県川口市 ]
神社探訪: 埼玉県川口市            2019/05/30(木)新規
コース案内

 埼玉県川口市を訪れた。 戸塚からだと上野東京ラインに乗り赤羽駅へ、ここで京浜東北線に乗り換えて一駅目の「川口」駅で降りる。

NO.神社名住所拝観期日備考
 01 川口神社 川口市金山町6-15 2019/05/30 JR京浜東北線「川口」駅
 02 金山神社 川口市金山町6-15 2019/05/30 川口神社境内社
 03 飯塚氷川神社 川口市飯塚1-7-18 2019/05/30 JR京浜東北線「川口」駅
 04 元郷氷川神社 川口市元郷1-30-2 2019/05/30 JR京浜東北線「川口」駅
 05    

・2019/05/30(木): 05/30(木)に探訪。

川口神社 川口市金山町6-15

 JR京浜東北線「川口」駅東口から本町大通沿いに進み、中央交番奥。徒歩7〜8分。


表参道鳥居

神門

 南向きに表参道があり、立派な大鳥居が立つ。大鳥居を潜ると右手が「川口神社公園」として整備されている。
 大鳥居の先には神門が設けられている。神門は昭和十八年(1943)に造られた。
 神門を潜ると真っ直ぐに石畳の参道が社殿まで続いている。社殿は昭和二年(1927)の火災でが焼失したが、昭和四年(1929)に拝殿と幣殿が再建された。


拝殿

神額「川口神社」

神楽殿

 創建は天慶年間(西暦940年頃)と伝えられ、「氷川社」、「氷川大明神」と称され川口町(川口宿)の鎮守として祀られていた。 暦応二年(1339)および天文四年(1535)の板碑や室町初期の古神像、江戸期の棟札等が残されている。 維新後の明治六年に村社に指定された後、明治四十二年(1909)に町内の神社を合祀して、社名を「川口神社」と改めた。 さらに、川口市の総鎮守として県社に列せられた。
 また、八代将軍吉宗は見沼溜井開発を、幕府勘定役井澤弥惣兵衛に命じ、その配下であった杉島貞七郎が、産土神であった当社に工事成功を祈願し、成功の後、神恩に感謝して奉納された神鏡は、現在、市指定有形文化財となっている。
 祭神は、素盞嗚尊を祀っている。


浅間神社

梅ノ木天神社

金刀比羅宮

 浅間神社は築山で、葛籠折りの登山道を左に1回、右に1回、左にもう1回折曲がれば頂上だ。 この築山は、2014年に整備された新しいもの。
 梅ノ木天神社は本殿裏手の、境内最北部に鎮座している。 往古川口町字新屋敷に天神社が鎮座していたが、明治二十七年に町の鎮守氷川社に合祀され、現在の川口神社本殿に奉斎された。 昭和十一年川口第一尋常高等小学校(現・本町小学校)より児童の勧学の神として天神様を祀りたい旨の要請を受け、道真公の御分霊を校庭の神殿に遷座して「梅ノ木天神社」と称した。 その後昭和二十年代敗戦に伴う占領軍の指令により、神殿ごと当神社に返還されたので、これを境内神社として奉安した。 その後、平成四年に新社殿を建設した。

金山神社(川口神社境内社) 川口市金山町6-15


社殿

神額「金山神社」

 川口の鋳物関係者にとって、金山神社は金属に関する技巧の守護神・火の神として崇敬され、工場内の神棚には金山神社のお札が祀られている。 金山神社は、江戸時代まで「金山権現社」と呼ばれ、明治四十二年(1909)に氷川社(現在の川口神社)への合祀されるまで、金山町塚越にあった。 昭和二十二年(1947)、金山神社を独立の境内社とし、昭和三十三年(1958)には、金山彦命を祀る総本宮である美濃一の宮・南宮大社(なんぐうたいしゃ)の例大祭に因んで、例祭日を5月5日とした。 なお、川口神社境内社・八雲社の社殿となっている金山神社の旧本殿は、宝永四年(1707)の棟札があり、川口市指定有形文化財となっている。
 祭神は金山彦命(かなやまひこのみこと)。

飯塚氷川神社 川口市飯塚1-7-18

 JR京浜東北線「川口」駅西口から線路沿いに奔る道路を南へ進む。「寿町第2地下道西」交差点で右折し、120m先左手脇道に入り進むと100m先右手に鎮座している。


鳥居

社殿

神額「氷川神社」

 飯塚氷川神社は江戸時代まで「恵美須社」と呼ばれており、永正十三年(1528)に宥光法師により創建されたと伝えられる。 真言宗薬王山観音寺最勝院が別当を務めていた。 また、飯塚村は、宝永三年(1706)から幕末まで江戸の根津権現社領となっていた。
 根津権現(現、根津神社)は、五代将軍綱吉が兄綱重の子綱豊(六代家宣)を養嗣子に定めた際、産土神(うぶすながみ)として 千駄木から綱重の別邸に遷して造営されたもので、社領500石を拝領しましたが、この社領の内、約6割の288石が飯塚村にあたる。 明治になると社号を「氷川社」に改称し、さらに昭和二十一年(1946)、現在の『飯塚氷川神社』に改称した。
 祭神は、素戔嗚尊を祀つる。


御嶽神社

飯塚天満宮

八海山神社

元郷氷川神社 川口市元郷1-30-2

 JR川口駅東口から国際興業バス[川04 舎人団地行]に乗り、「元郷新道」バス停で降りる。 少し戻り左手南へ奔る道に入り、更に70mほど先三叉路で左へ折れる。150mほど進むと左手に鎮座している。


参道鳥居

社殿

神額「氷川大明神」

 元郷氷川神社は室町後期に当地・平柳領15ヶ村の領主であった平柳蔵人が、霊夢のお告げを受け武蔵国一宮氷川神社(さいたま市大宮区高鼻町鎮座)を勧請し、創建したと伝えられている。
 当初は荒川の堤の傍に建てられていたが、水難を避けるため、元和八年(1622)九月に、現在地に遷座された。 なお、由来は不明だが、当社は江戸時代に「四郎の宮」とも呼ばれていた。現在も「四ノ宮 氷川大明神」と書かれた社号額がある。
 祭神は、素盞嗚尊、相殿神として市杵島姫命を祀つる。


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