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[ 神社探訪: 静岡県沼津市 ]
神社探訪: 静岡県沼津市  2016/05/22(日) 新規
コース案内

 静岡県沼津市にある神社を探訪した。初訪なのでまずは駅と沼津港周辺一帯の探索とした。

NO.神社名住所拝観期日備考
 01 日枝神社 沼津市平町7-24 2016/05/18 
 02 城岡神社 沼津市大手町3-5-16 2016/05/18 
 03 水神社 沼津市大手町4-2-14 2016/05/18 
 04 高澤神社 沼津市高沢町8 2016/05/18 
 05 玉造神社 沼津市黒瀬町2 2016/05/18 
 06 八幡神社 沼津市市場町3-11 2016/05/18 
 07 仲千代稲荷神社 沼津市仲町34 2016/05/18 
 08 浅間神社 沼津市浅間町3 2016/05/18 
 09 末広神社 沼津市末広町26 2016/05/18 
 10 山神社 沼津市市道町18-7 2016/05/18 
 11 川邊神社 沼津市本字下河原街出口527 2016/05/18 
 12 新玉稲荷神社 沼津市本字下河原街出口1169 2016/05/18 
 13 山神神社 沼津市蓼原町6 2016/05/18 
 14 八幡神社 沼津市本字千本1910-1 2016/05/18 
 15 千本港神社 沼津市本1905-20 2016/05/18 

【履歴】
・2016/05/22(日): 5/18に探訪。

日枝神社 沼津市平町7-24

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、県道162号線との交差点「沼津駅南口」で左折する。 県道162号線を600mほど進むと左手に鎮座している。(徒歩約15分)




 藤原氏の創建。国守崇敬の社で武将等の崇敬も篤かった。 滋賀県大津日吉大社から大山咋神・大己貴神・大歳神の三座を分祀して建立された。 殖産治水の神、魔除けよけの神として広く信仰を集めている。
 祭神は、大山咋神・大己貴命・大歳神。





 平安の昔、嘉保二年に美濃守「源氏綱」と延暦寺の衆徒並びに山王の神主との間に、葛藤を起こした時、関白の二条師通に訴えたが、之を拒絶したことにより、山王の神威が現れ関白は病気を患って亡くなってしまう。 母である北政所は恐れをなして領地であった大岡庄に日吉山王の御神霊を分祀、八町八反の田をも寄進して供料に充て謝罪の礼を効されたのが起源である。  これを記した「山王霊験記」は昭和二年国宝に指定されたのち昭和二十五年重要文化財として現在に至る。


日枝天満宮

撫ぜ牛

高尾山穂見神社


城岡神社 沼津市大手町3-5-16

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通りを真っ直ぐ南へ向かい、県道52号線との交差点で左折すると100mほど先左手に鎮座している。




 起源は不詳。古くから沼津城の東北にある鬱蒼とした森の中に小さな祠があったと云われている。
 文政七年(1824)第二代沼津城城主・水野忠成公が社殿を造営した折、徳川11代将軍・家斉公より拝受した伏見稲荷の御神体を沼津城の守護神として奉祀し、「稲荷神社」と称して、毎年、年に一度、大祭を斎行して庶民の参拝を許していた。 明治維新以降は廃藩に伴い、城内区民の守護神として祀られることになった。
 明治七年(1874)相殿に東照宮を迎えたことにより、「権現様」の愛称で崇敬を集めるようになり、それ以降、30年ほどの間は「稲荷様」とも「権現様」とも呼ばれていた。 その後、明治三十六年(1903)に「城岡神社」と改称、昭和三十九年(1964)に出雲大社の御分霊を奉祀し、現在に至っている。
 現在の社殿は、平成三年(1991)11月の大手町町制創立100周年記念事業により新築されたもの。
 祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、東照大権現(徳川家康公)、大国主之命(おおくにぬしのみこと)。


「沼津兵学校址」碑


 沼津兵学校は明治元年(1867)静岡藩(徳川宗家を継いだ徳川家達が駿河、三河70万石で立藩)が近代科学を発展させる為創設した。 主に洋学や兵学する教育機関で幕府が所管していた西洋の書物などが移され、旧幕臣を中心に約900人が江戸と沼津を往復したと伝えられている。 明治五年(1872)廃藩置県が行われると廃校となるが、当時の沼津にとって大きな文化的功績を上げた学校だった。


水神社 沼津市大手町4-2-14

 JR東海道本線「沼津」駅下車。南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 静岡銀後沼津支店の先の脇道に入り、東へ向かうと100mほど先右手に鎮座している。(徒歩8分ほど)




 かつては三枚橋城の中にあった。水神社は曲輪の守護神であり、狩野川洪水の守り神であったそうだ。


高澤神社 沼津市高沢町8



 JR東海道本線「沼津」駅下車。北口ロータリー先の線路に並行する道を左(西)へ350mほど進むと右側に高沢公園があり、その先片隅に鎮座している。
 厳島神社と稲荷神社の合社で昭和61年に建てられたという。

玉造神社 沼津市黒瀬町2

 JR東海道本線「沼津」駅下車。南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 「大手町」交差点で東側斜向かいに中央公園が見えるので、そちらへ向かう。 公園に入ると正面先に狩野川に架かる「あゆみ橋」がある。この橋を渡ると左手に八幡神社が鎮座している。 玉造神社はこの八幡神社前の道を東へ向かうと狩野川にかかる黒瀬橋の南にある交差点角に鎮座している。




 今から1000年前に建立され、香貫地区では楊原神社・大朝神社と共に由緒ある神社である。 玉造郷に住む人々が、玉造祖神・玉祖命を祀ったと伝わる。 式内社・玉作水神社の論社の一つで、『伊豆國神階帳』に「従四位上玉作明神」と記されている古社である。
 祭神は玉祖命と水波廼女神。異説として、櫛明玉命や玉屋命。
 玉造郷は一千年以上の昔 平安朝初期に伊豆と駿河の国境として狩野川の辺り香貫山麓一帯を指し、玉造部氏族が住んでいた集落跡と言われている。 玉作部は朝廷に貢納する丸玉や服飾用の勾玉管玉等を造る職業的部民で、古代において祭祀用には欠くことのできない重要な役割をもった氏族だった。 全国に数少ない玉造郷として諸文献に記載されている。

八幡神社 沼津市市場町3-11

 JR東海道本線「沼津」駅下車。南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 「大手町」交差点で東側斜向かいに中央公園が見えるので、そちらへ向かう。 公園に入ると正面先に狩野川に架かる「あゆみ橋」がある。この橋を渡ると左手に鎮座している。(徒歩8分ほど)








仲千代稲荷神社 沼津市仲町34

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 約800m程先仲町の右手にある。




 創建は町内の商売が盛んとなり繁栄しだした明治十九年で、家内安全・商売繁盛を祈り社殿が建てられた。 大正・昭和にあった大火や太平戦争の戦火による類焼を免れ今日に至っている。
 祭神は豊受姫命、火産霊命。


浅間神社 

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 約850m程先県道163号「新町南側」交差点に着いたら右折すると、100m程先右手に鎮座している。




 元々浅間神社が鎮座していたが、明治になって丸子神社が遷座され、一緒に祀られるようになった。
 丸子神社は、式内社・丸子神社に比定されている古社で、社伝によると、崇神天皇の御代に創祀されたという。 室町末期には戦火のために社殿を焼失。江戸時代に復興し、境内は八町八反四方、社領五百三十石、社家八十六人を数えるほどとなった。 天保二年(1831)、社殿焼失により浅間神社の相殿となり、明治十年二月、浅間神社社殿再建の時に正式に奉遷された。




 浅間神社の創祀年代は不詳。一説には延暦二十年(801)、坂上田村麿東征のおり、本宿狩野川の右岸(宮町)に鎮座、寛治年間源義家によって造営された。 建仁三年(1203)六月現在地・浅間町に遷座した。 古くより縁結びの神、安産の神として信仰を集めている古社である。





末広神社 

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 約850m程先「通横町」交差点に着いたら右折し、西へ向かって400m程先右手に鎮座している。





山神社 

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口より駅前ロータリーを横断し、駅前通り(燦燦通り)を南下する。 約850m程先「通横町」交差点に着いたら右折し、西へ向かって600m程先右手に鎮座している。




川邊神社 沼津市本字下河原街出口527

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口駅前ロータリーより1番乗場「沼津港循環線」で一時間に二〜三本便数がある。 このバスに乗り約4分の処にある「下本町」バス停で降りる。バス停から




 寺社勧請の社として古くは狩野川河原に鎮座していた。万治二年(1659)の洪水により社地崩壊流失したため貞享年間に此の地に遷移した。 古くは「第六天社」と称し、水上の守護神として船形衆の崇敬篤かった。 明治に入り神仏混在の禁止を受け分離され「川邊神社」と改称されたが、太平洋戦争の戦火により焼失したため、昭和三十三年に再建造営され今日に至っている。
 祭神は高御産巣日神、神産巣日神。

新玉稲荷神社 沼津市本字下河原街出口1169

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口駅前ロータリーより1番乗場「沼津港循環線」で一時間に二〜三本便数がある。 このバスに乗り約4分の処にある「下本町」バス停で降りる。バス停から




 創建は不詳。宝暦三年に伏見稲荷神社の御分霊を奉斎し再建された。境内が狩野川河畔に臨み船着場があり、船舶の出入り多かったことから海運・商業・水産業の守護神として広く「新玉稲荷」と称され崇拝されていた。
 昭和六十一年都市計画により境内地の模様替え、社殿の改築等が行われ今日に至っている。
 祭神は宇迦之御魂命。

山神神社 沼津市蓼原町6



 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口駅前ロータリーより1番乗場「沼津港循環線」で一時間に二〜三本便数がある。 このバスに乗り約10分の処にある「千本港町」バス停で降りる。 「みなと新鮮館」中程正面の東方向へ延びる道を4つ目の交叉点まで進み左折するとある。


八幡神社 沼津市本字千本1910-1(千本浜公園)



 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口駅前ロータリーより1番乗場「沼津港循環線」で一時間に二〜三本便数がある。 このバスに乗り約6分の処にある「千本入口」バス停で降りる。 バスを降りたら千本浜公園に向かい、海岸沿いの道を西方向200mほど先にある。


千本港神社 沼津市本1905-20

 JR東海道本線「沼津」駅下車、南口駅前ロータリーより1番乗場「沼津港循環線」で一時間に二〜三本便数がある。 このバスに乗ると約14分で「沼津港」バス停へ行ける。 バスを降りたら西方向100mほど先左手にある。




 昔は沼津市内の花街そばにあり天神社もしくは福天神と呼ばれていたが、その時から、縁切りに刃物を奉納していたという噂がある。


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