事事関心! 神社探訪:
[ 三重県伊勢市/伊勢神宮外宮(豊受大神宮) ]
三重県伊勢市/伊勢神宮外宮(豊受大神宮)  2018/06/01(金)新規
コース案内

 式年遷宮が終わり5年目、「混雑もやわらいだろうなー」という事でやって来ました伊勢神宮!!。先ずは外宮からお参り。外宮の宮域には、正宮を中心に3つの別宮と10の摂社・末社・所管社が点在している。
 外宮へはJR・近鉄「伊勢市」駅が外宮方面改札口から徒歩5,6分(400mほど)と近くて便利だ。駅前の外宮参道を真っ直ぐ行けばいいので迷うこともない。

神社: 伊勢神宮外宮(豊受大神宮)
祭神: 豊受大御神
住所: 三重県伊勢市豊川町279
アクセス: JR・近鉄「伊勢市」駅より徒歩5分

【履歴】
・2018/06/01(金): 2018/05/28探訪。

参道口 

北御門(きたみかど)の火除橋


表参道の火除橋

 今日は月夜見宮に寄った後なので北御門から入り、表参道へ出るコースで参拝した。
 外宮には表参道と北御門の2つの入口がある。昔は北御門が正面口だったが、明治時代に伊勢市駅が出来たことで、表参道が正面口となったそうだ。
 北御門から入っても神楽殿のところで火除橋からの参道と合流するので何方から参拝しても問題ない。

御正宮 




 内宮に祀られている天照大御神(あまてらすおおみかみ)の食事を司る豊受大御神(とようけおおみかみ)が鎮座されている。
 豊受大御神は"正宮・御正殿"に鎮座されており、御正殿(ごしょうでん)は、4重もの御垣(みかき)に囲まれており、その御垣のもっとも奥に鎮座されている。
 御垣は外側から順に、板垣(いたがき)、外玉垣(とのたまがき)、内玉垣(うちたまがき)、瑞垣(みずがき)となっている。 一般の参拝者は、「板垣」と呼ばれる垣根までしか、入ることが出来ない。 分かり易く言うと、正宮の入口に垂れ下がっている"御幌(みとばり)"と呼称される"白い布"までとなっている。

パワースポット 

 外宮正殿の参拝を終え、別宮に向う道の脇に、小さくしめ縄に囲まれた「川原大祓」があり、更にその先には水路に架かる石橋"亀石"がある。


川原大祓「三つ石」

亀石

 "川原大祓"のここには、かって宮川の支流が流れていたが、明応七年(1498)の大地震で地形が大きく変わり、川がなくなったと言われている。 ここは、式年遷宮の時、お祓いをする場所で、この石の上に手をかざすと温もりを感じるパワースポットとして有名のようだ。
 外宮正殿前の道を曲がり、別宮の参拝へ向う水路に架かる石橋で、この何気ない平たい大きな石は、よく見ると大きな亀に見えることから「亀石」と呼ばれている。

多賀宮、風宮、土宮、 

 "亀石"を渡り、直進すると多賀宮へ登る階段が見えて来る。杉の大木の右に土宮(つちのみや)、左に風宮(かぜのみや)がある。


多賀宮

風宮

土宮

 多賀宮は豊受大御神荒御魂を祭神とする豊受大神宮の別宮で外宮に所属する四別宮のうち、第一に位している。創建は豊受大神宮と同時と伝えられている。
 風宮の祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、内宮別宮の風日祈宮の祭神と同じである。 多賀宮へ続く参道沿いの杉の根本にあった小社だったが、内宮別宮の風日祈宮と同様、蒙古襲来の文永・弘安の役の際、神威によって猛風が起り、襲来した敵軍10万の兵を全滅させ、未曽有の国難を救った霊験に応え、正応六年(1293)に一躍別宮に昇格したと伝わる。
 土宮の祭神は、外宮所在地・山田の原の地主の神である大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)とされている。土宮は多賀宮に次ぎ古く、多賀宮・月夜見宮に次ぎ3位である。

あとがき

 広々とした境内は多少参拝者が多いかな? 程度だったが、大きな声を出している人もなく厳粛な気持ちになれ、良かった。 参拝は北御門から入り表参道へと巡るコースのほうが、表参道と合流するまで参拝者が少なく、更に歩き疲れたなら遷宮館で一休みできるのでお勧めだ。


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