事事関心! 神社探訪:
[ 東京都目黒区 ]
神社探訪: 東京都目黒区          2021/04/16(金)更新
案内

 東京都目黒区にある神社を電車を利用して巡ってみた。

NO.神社住所参拝年月メモ
 01 大鳥神社 目黒区下目黒3-1-2 2014/06/20 JR山手線「目黒」駅。古江戸9社の1つ
 02 熊野神社 目黒区自由が丘1-24-12 2016/11/16 東急東横線「自由が丘」駅
 03 白山神社 目黒区自由が丘3-6-14 2016/11/16 東急東横線「自由が丘」駅
 04 北野神社 目黒区青葉台1-16-2 2016/11/30 東急東横線「中目黒」駅
 05 中目黒八幡神社 目黒区中目黒3-10-5 2016/11/30 東急東横線「中目黒」駅
 06 上目黒天祖神社 目黒区上目黒2-32-15 2016/11/30 東急東横線「祐天寺」駅
 07 戸田稲荷神社 目黒区祐天寺1-23 2016/11/30 東急東横線「祐天寺」駅
 08 烏森稲荷神社 目黒区上目黒3-39-14 2016/11/30 東急東横線「中目黒」駅
 09 北野神社 目黒区柿の木坂1-32-18 2016/11/30 東急東横線「中目黒」駅
 10 八雲氷川神社 目黒区八雲2-4-16 2016/11/30 東急東横線「中目黒」駅
 11 十日森稲荷神社 目黒区中央町2-17-15 2019/02/15 東急東横線「祐天寺」駅
 12 上目黒氷川神社 目黒区大橋2-16-21 2021/04/16 東急田園都市線「池尻大橋」駅

【履歴】
・2014/06/22(日): 06/20大鳥神社に参拝。
・2016/11/20(日): 11/16自由が丘散策。
・2016/12/01(木): 11/30都立大学駅,中目黒駅周辺散策。
・2019/02/17(日): 02/15祐天寺駅から十日森稲荷神社参拝。
・2021/04/16(金): 池尻大橋から三軒茶屋駅を探訪。

大鳥神社 目黒区下目黒3-1-2

 JR山手線「目黒」駅で下車。西口から目黒通り(都道312号線)を下ると、山手通り(都道317号線)との交叉点「大鳥神社」にある。(徒歩12分)


鳥居(明神鳥居)

拝殿

神額「武州 大鳥宮」

 大同元年(806)に創建された区内最古の神社である。 江戸地図として古いものとされる「長禄江戸図」に画かれている古江戸9社の1つで、目黒村の総鎮守でもあった。
 毎年11月に開かれる酉の市は、東京では古いものの1つといわれており、現在も都内では有数の賑わいだ。 この市の謂れは日本書紀に「10月己酉に日本武尊を遣わして、熊襲を撃つ」とあり、尊の出発日が酉の日であったことから、起こったと伝わっている。
 祭神は日本武尊で、国常立尊、弟橘媛命を合祀している。


手水舎

末社: 目黒稲荷神社

大赤樫記念碑

 昔、境内には東京都の天然記念物に指定された「オオアカガシ」があったが平成14年枯れ死してしまい、現在はこの記念碑があるのみ。


熊野神社 目黒区自由が丘1-24-12

 東急電鉄東横線「自由が丘」駅下車、東横線沿いに奔る「ひかり街通り」を北上、踏切手前で左折するとすぐ右手に熊野神社がある。(徒歩約5分)


一,二の鳥居

三の鳥居

 鎌倉時代以前の創建と伝えられている。 熊野詣が盛んだった頃、地元の住民が講を作って熊野参りをして本宮の御分霊を拝受して創建したと伝えられる。 寛政八年(1796)に社殿改修棟札の写しが残っていることから、少なくともその時期までにはこの地に創建されていた。 かつて一帯は「谷畑」と呼ばれ、当神社も通称「谷畑の権現さま」と呼ばれていた。


社殿

神額「熊野神社」

 祭神は、速玉之男尊(はやたまのおのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)、泉津事解之男尊(よもつことさかのおのみこと)。



神楽殿

手水舎

伏見稲荷神社
白山神社 目黒区自由が丘3-6-14

 東急東横線「自由が丘」駅北側の「すずかけ通り」を北西に400m程のところに鎮座している。




 同区八雲の東光寺にあった白山堂が分離して同地に祀られたものと思われる。 現在は自由が丘熊野神社の兼務社になっている。 現社殿は平成三年五月に完成。
 祭神は菊理姫命(くくりひめのみこと)。

北野神社 目黒区青葉台1-16-2

 東急東横線「中目黒」駅下車、目黒川左岸沿いを上流方向(北西)へ四つ目の橋で一辻右手の道に入った途中に鎮座している。


鳥居

社祠

稲荷社

 元中川修理太夫の抱屋敷内(西郷山公園)に祀られていたが、明治十三年に現在地に遷座された。
 伝承によれば、上目黒村の農民秋元市郎兵衛が土中から菅公像を発掘し、これを崇祀したことに始まると云われている。 御由緒は無いが、江戸名所図会によれば、当地はかつて駒場野といい、当社は天満宮と称していたらしい。
 祭神は菅原道真公。

中目黒八幡神社 目黒区中目黒3-10-5

 東急東横線「中目黒」駅下車、正面改札口を出て山手通を右手方向へ進む。駒沢通りとの交差点に至った横断し右折する。 次の信号機のある交差点で路地に左折し、道なりにしばらく歩くと八幡神社の鳥居が見えてくる。




 創建年代は不詳。古くより中目黒村の総鎮守として崇敬を集めていたと云う。 往古より十二座の神楽を奏することで有名で、現在も例大祭には神楽が奏されている。
 祭神は誉田別命で、天照大神を合祀している。


拝殿

神額「八幡神社」

三峰神社


上目黒天祖神社 目黒区上目黒2-32-15

 東急東横線「祐天寺」駅下車、駅前ロータリー先正面の道を250mほどまっすぐ進むと「駒沢通り」にぶつかるので左折する。 400mほど進むと左手道端に神社の鳥居が建っている。


表参道口鳥居

社殿

神額「天祖神社」

 古くから伊勢森と言うこの地に鎮座している神社で、天照大神を祭神として祀り、地元人の深い崇敬を受けている。 創建の年代は不明だが、境内には樹齢数百年と推定される老樹が多く、その年代から考えてもかなり古い時代の創建と思われる。
 現在の社殿は昭和八年五月に新築されたもの。


手水舎

神輿

 本殿右奥に神輿蔵があり、宮神輿が収蔵されている。 また、境内には、宝永五年(1708)と、道標を兼ねている享保元年(1716)の二基の庚申塔が建立されている。


戸田稲荷神社 目黒区祐天寺1-23



 東急東横線「祐天寺」駅下車、駅前ロータリー先正面の道を80mほどまっすぐ進み、3つめの左手脇道に折れ、100mほど先の四つ角の10m程先左手に鎮座している。
 詳細は不明。


烏森稲荷神社 目黒区上目黒3-39-14

 東急東横線「中目黒」駅下車、南口より線路沿いに祐天寺方向へ300mほど進む。 交差点を斜め前方右方向に折れ、更に250mほど進む。正面に遊歩道のある丁字路に出たら右折しすぐ左手に折れる道に入る。 70mほど先右手の脇道奥正面に神社がある。




 創建年代は不詳。下馬引沢村の新堀新左衛門が寿福寺の境内に祀ってあった稲荷神をこの地に移したとも、宿山稲荷講の人達が江戸新橋の烏森稲荷へ参拝に行った折、狐が白い馬と成り付いてきたのでそれを祀ったとも云われている。
 祭神は蒼稲魂命。

北野神社 目黒区柿の木坂1-32-18

 東急東横線「都立大学」駅下車、駅から都立大学跡地(八雲1-1)へ向かう天神坂の途中にある。


鳥居

社殿

神額「天満宮」

 北野神社はもとは田んぼの脇にあり、農業神として崇められていたが、昭和初期の耕地整理で現在地に移された。
 天満宮の内陣には菅原道真公のご神体(木彫りの天神様)が祀られている。ご神体はいつの時代のものか不明。 しかし平成十三年、ご神体と社殿の下部と基礎を修復時に、ご神体の下部に「安永六丁酉九月二十五日 再興 小杉山十五世日従(花押)」との墨書が発見され、安永六年(1777)に小杉山常円寺十五世日従住職が再興されたことが分かった。
 天神様こと菅原の道真を祀る。

八雲氷川神社 目黒区八雲2-4-16

 東急東横線「都立大学」駅下車、北口より自由が丘側の緑地帯を北西方向へ進み、目黒通りを渡り更に先へ200mほど進むと右手脇道の正面に神社の鳥居が見える。 (徒歩約八分)


一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

 一の鳥居の先に真っ直ぐな参道が100mほど続いており、途中に二の鳥居、境内口に三の鳥居が建つ。





 元明天皇慶雲四年(707)九月十九日奈良朝時代に村人が建造した。 その後、何回となく増改築され、文化(1804-18)・安政(1854-60)頃に今の規模の大きさに造られた。 家運興隆・商売繁昌・御務無事故、特に癩封じの崇敬者が多い。
 祭神は素盞嗚尊、稲田姫命、大己貴命の三柱である。
 現在の拝殿は昭和五十一年(1976)に全面改修されたもの。本殿は安政四年(1857)に改修されたものが現存している。




 拝殿右手を奥に進むとその先一段高くなった丘の上に「奥の宮」がある。 「奥の宮」の創建年代不明。昭和五十七年(1982)に放火により焼失、同年再建された。
 足名槌命・手名槌命・倉稲魂命を祀る摂社。

十日森稲荷神社 目黒区中央町2-17-15

 東急東横線「祐天寺」駅下車、東口より学芸大学駅方向へ高架線路沿いの道を進む。 二つ目のガード下道路の処で左折し守屋図書館の脇を通り「駒沢通り」に出る。「守屋図書館前」横断歩道を渡り右折して更に100mほど進むと左手に鎮座している。 (徒歩約10分)


表参道鳥居

拝殿

本殿

 十日森稲荷神社は、島崎佐五衛門の邸内にあった屋敷神として創建、のち当地に遷座し、旧上目黒村五本木組の鎮守だった。 十日森の由来については、稲荷神を祀った森である"稲荷森(とうかもり)"から"十日森"となったという伝説がある。
 現在の本殿は明治十七年の建築で、拝殿は昭和三十二年に建てられた。
 祭神は蒼稲魂命である。

上目黒氷川神社 目黒区大橋2-16-21

 東急田園都市線「池尻大橋」駅北口より渋谷方向へ玉川通り(国道246号)を徒歩5分の処にある。


表参道鳥居

裏参道一の鳥居

裏参道二の鳥居

 表参道は玉川通り(国道246号)に面しており、鳥居をくぐるとすぐに急峻な石段がある。 石段は小松作りで、文化十三年に作られ、明治三十八年に改修されている。 また、石段の下には天保十三年に建てられた道しるべが建っている。
 一方、裏参道は右手渋谷寄りの脇道から登るように設けられている。


社殿

神額「氷川神社」

 上目黒氷川神社は、天正年間(1573-1592)に甲州の武田信玄の家臣であった加藤家が上野原より産土の大神をこの地に迎え創建したと伝えられている。 上目黒1-8にあった浅間神社を明治十一年に当社へ遷座、明治四十五年には北野神社を合祀している。
 祭神は素盞嗚尊で、天照大御神、菅原道真を合祀している。



境内社: 稲荷神社

境内社: 富士浅間神社

 富士浅間神社は富士山の信仰が盛んになった江戸時代に出来た。木花咲耶姫という鎮火と安産の神様を祭っている。 富士山登頂と同じご利益があるという富士浅間登山道があり、登山道の入り口は交番のすぐ隣にある。


inserted by FC2 system