事事関心! 神社探訪:
[ 横浜市栄区 ]
神社探訪: 横浜市栄区            2013/07/26(金) 更新
コース案内

 栄区にある神社を探訪した。

NO.神社名住所拝観期日備考
 01 田谷御霊神社 栄区田谷町1506 2012/06/14 小雀・金井を探索
 02 金井八幡神社 栄区金井町辻ノ上1431 2012/06/14 小雀・金井を探索
 03 皇女神社 栄区公田町1530 2013/07/26 
 04 八幡宮 栄区鍛治ヶ谷町1-13-24 2013/07/26 
 05 春日神社 栄区小菅谷3-57-17 2013/07/26 
 06 天照皇大神宮山王神社 栄区笠間2 2013/07/26 
 07 鹿島神社 栄区笠間3-4-24 2013/07/26 
 08 子ノ神日枝神社 栄区若竹町31-28 2021/03/24 
 09 日枝社 栄区犬山町1-6 2021/03/24 
 10 白山神社 栄区東上郷町44-9 2021/03/24 
 11 横浜御嶽神社 栄区上郷町1314 2021/03/24 

【履歴】
・2021/03/24(水): 03/24(水)上郷周辺の神社を参拝   ・2012/06/14(木): 田谷御霊神社、金井八幡神社を参拝
・2013/07/26(金): 本郷台周辺の神社を参拝

田谷御霊神社 横浜市栄区田谷町1506

 徒歩だとJR大船駅西口から県道402号線を北上、笠間大橋で環状4号線に出て原宿方向へ向かう。 「田谷」交差点で金井方向(北側)に折れ、更に約500m行ったところにある。
 歩きがキツイときはJR横須賀線「大船」駅西口より神奈中バス戸71系統「戸塚バスセンター行き」を利用し、「洞窟ラドン温泉前」バス停で下車、直ぐだ。


一の鳥居(明神鳥居型)

二の鳥居(両部鳥居型)

社殿

 創立年代は不詳。遠く源義家の家臣として勇猛の聞えの高かった鎌倉権五郎景政公の霊力を慕い、鎌倉幕府の鬼門の方角に当る当田谷郷に社殿を建立し、藤沢の村岡御霊神社を分霊している。 社殿が天保五年(1834)に再建されたと云う棟札が現存し、隣接定泉寺と共に古くから現在の地に鎮座し、田谷町民の崇敬社となっいていた。
 祭神は鎌倉権五郎景政様(かまくらごんごろうかげまささま)だ。


手水盤[文政九丙戌十一月]

石塔[天照皇太神/明治41年1月11日]

御神木[欅 樹齢330年超]
金井八幡神社 横浜市栄区金井町辻ノ上1431

 JR東海道本線「戸塚」駅より戸93系統「戸塚大循環」を利用し、「町内会館前」バス停で降りる。 町内会館前の四つ角を右折し、道なりに進むと約150m先にあるグループホームさくら園の対面に鎮座している。


一の鳥居(靖国鳥居型)

二の鳥居(両部鳥居型)

社殿

神額「八幡宮」

 神社のある金井村は、もと長尾郷に属し、鶴岡八幡宮の社領だったことから、何時の頃か八幡宮を勧請して村の鎮守にしたと伝えられている。 新編武蔵国風土記に「八幡宮、村の鎮守とす、村持」とあり、古くは八幡宮と称していた事が知られている。
 祭神は誉田別命(ほむだわけのみこと)である。


摂社-祠

摂社-稲荷社

手水盤[明治十四年暮春吉祥日]

御神木[スダジイ 樹齢330年超]
皇女神社 横浜市栄区公田町1530

 JR京浜東北線「本郷台」駅下車、左手の道を南下し「本郷中学校前」交差点で左折し「栄区役所入口」交差点で道路を渡る。 少し川側にある脇道に入り50m程進むと二股に道が分かれている。 左手の登り道の方へ進むと、階段付きの道があるので、その道を上る。 登りきったところの二股路を左の方へ約100m進むと、「皇女神社入口」の案内板が立っている。 神社は案内板が示す路地の突当りにある。


鳥居(靖国鳥居)

社殿

 照玉姫を祭神とする神社である。 照玉姫は葛原親王の皇妃で、親王に従って東国に下ったが天長元年(824)に当地で亡くなった。 里人が懇ろに葬り塚を造営し、皇の御前塚又は、女ロウ塚と呼んで、永く姫の遺徳を慕っていた。 また、当時姫の侍女であった相模の局、大和の局の2人が姫の死後尼となり塚守となっていたが、相次いで両名とも死去したため、里人は、これを姫の塚の傍に葬り両塚明神として崇めたと伝えられるが、現在両塚の所在は明らかではない。 文禄元年(1592)僧侶信永が当地を訪れ、姫の遺徳を知り、社を建立してその霊を勧譜した。 明治42年(1909)政府の1村1社の方針により、桂村公田村地内の小社4社が神明社に合祀されたが、大正2年(1912)原家の屋敷続きにある山林の一角を借用して仮社殿を造営して分祠した。 昭和5年(1930)氏子12名が資金を出して現社地を買い戻し、昭和12年(1937)社を現在地に遷した。

八幡宮 横浜市栄区栄区鍛冶ケ谷1-13-24

 地下鉄「港南中央」駅下車、出口直ぐの「港南区総合庁舎前」バス停より[大船駅行]に乗り「鍛冶ヶ谷」バス停で降りる。 30mほど戻り「鍛冶ヶ谷バス停前」交差点で右手の脇道に折れ100mほど真っ直ぐ進むと左手にある。


表参道石段と一の鳥居

二の鳥居

社殿

神額「八幡宮」

 鍛冶ケ谷の鎮守。祭神は応神天皇、速玉之男命、素戔嗚命の3柱。 由緒・創建の年代は不祥。天正八年(1580)修理の棟札が残っている。昭和四十一年に大修理を施している。

春日神社 横浜市栄区小菅谷3-57-17

 JR京浜東北線「本郷台」駅下車、左手の道を北上する。約500m先の「滝ノ分」交差点で右側の脇道に入る。 道なりに約400mほど進むと左手にある。


一の鳥居

二の鳥居

拝殿

 平安時代に山内首藤(やまのうちすどう)氏が創建し、古くは本郷六ケ村の総鎮守だったと云う。
 社殿が本来の春日造りでなく、権現造りであることが特徴。覆屋(ふくおく)の覗き窓から、江戸時代末といわれる見事な彫刻が四面を飾っている「中宮」と呼ぱれる本殿を見ることができる。
 春日神社そばには、市内最古という通称「いぼとり地蔵」という石地蔵がある。


手水舎

祠庫

石祠

石祠
天照皇大神宮山王神社 横浜市栄区笠間2

 JR横須賀線「大船」駅下車、東口より県道203号線を北上する。 「笠間」交差点の一つ手前の四つ角で右側路地に入る。更に100m程先の右手路地の突当りにある。


鳥居(鹿島鳥居)

山王社祠

 天照皇大神宮山王神社はもともとは天照皇大神を祀る神明社と山の神を祀る山王社があったようだ。
 現在は、山頂中央に「天照皇大神宮」(昭和51年9月銘)の石碑が建てられ、明治四十一年(1908)に村内の青木神社に合祀された神明社・山王社が戦後に分祀され、旧に復した。


鹿島神社 横浜市栄区笠間3-4-24

 JR横須賀線「大船」駅下車、東口より県道203号線を北上する。 「岩井口」交差点を過ぎたら、30mほど先の左側脇道に入る。120mほど先左手にある。


一の鳥居(明神鳥居)

二の鳥居(靖国鳥居)

拝殿

 勧請年月日は不詳。古老の口碑によれば、往時より氏子の崇敬厚く年々祭祀の厳修せるも、明治四十一年一村一社との国の方針により、村社青木神社に合祀せられ、神殿は遙拝所として在置していたのを昭和二十五年青木神社から分祠し旧に復した。

子ノ神日枝神社 横浜市栄区若竹町31-28

 JR横須賀線「大船」駅下車、東口バス乗り場より[船08:金沢八景駅行]/[船15:本郷車庫前行]に乗り「中野」バス停で降りる。 50m先左手脇道に折れ、緩やかな坂道を500mほど登ると右手にある。


参道と鳥居

社殿

神額「子ノ神日枝神社」

 当社の創祀については詳かではないが、上野村證菩提寺所蔵の建武の文書に「子ノ神」の名が見えており、子ノ神社が古社であったことが証せられる。  「子の神社」は大己貴命を、「日枝社」は大山咋命を祭神として仰ぎ、其の合祀は文明年間当時此の地を所管していた上杉関東官領が土地肥沃ないたち川流域の中央部(中野の里)の守護神として、併せ祀り農業の振興を図ったと社伝に記されている。
 昭和六十一年社殿、社務所の造営が竣工した。


石祠

稲荷社


日枝社 横浜市栄区犬山町1-6

 JR根岸線「港南台」駅下車、バス乗り場より[港81:尾月経由 桂台中央行]に乗り「上郷小学校前」バス停で降りる。 バス進行方向と逆に戻り校庭角で右に折れ進むと突き当り左手にある。


鳥居

社殿

 天正年間の創立と伝える。 新編相模風土記には「山王社 光明寺持なり、彼寺天台宗にて中野村にありし頃一山守護の為、比叡山坂本の山王を勧請す。 当村に移せし時は宇宮の尾山に遷座せしが、彼の地は茶毘所に近ければ、寛永十七年矢沢山に遷座す」とあり。
 昭和四十七年宅地造営工事に伴い、現在地に遷座した。
 祭神は大己貴尊である。

白山神社 横浜市栄区東上郷町44-9

 JR横須賀線「大船」駅下車、東口バス乗り場より[船08:金沢八景駅行]に乗り「光明寺」バス停で降りる。 100m先左手脇道に折れ、道なりにゆるやかな坂道を400mほど登ると右手にある。


境内入口と鳥居

社殿

神額「白山神社」

 舒明天皇の御代(624〜641)、本郷6ヶ村の鎮守として鍛冶ヶ谷神戸に建立鎮祭されたと伝える。
 鎌倉時代、源頼朝公は幕府艮の守神として崇敬し、執権北条泰時は長尾郷に神領2町歩を寄進した。 正中元年(1324)9月光明ヶ谷神戸に遷座した。明治六年村社に列格した。 旧社地は上郷町1404番地であったが、周辺の大規模開発により昭和五十一年現在地に移転し、新社殿を造営して遷座祭を斎行した。

横浜御嶽神社 横浜市栄区上郷町1314

 JR横須賀線「大船」駅下車、東口バス乗り場より[船08:金沢八景駅行]に乗り「中島」バス停で降りる。 15m先左手脇道に折れ、緩やかな坂道を登ると正面にある。


一の鳥居

二の鳥居

社殿

神額「御嶽神社」

 明治中期頃に、木曽御嶽神社より御分霊を勧請し社を建立。
 祭神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おおなむぢのみこと)。
 昭和五十一年に単立の神社として独立。 横浜御嶽神社は、現代に珍しい神仏習合を伝えている。市内で唯一、木曽御嶽山の神々を祀る神社である。




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